2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

伝説の神 ▼

▼今ひとつと評価する 「帝都首塚奇談」を書いた著者による「将門公奇談」第二話。 ……ていうか、まだひっぱるか(笑)。 この加門七海氏の著作は、「平将門魔方陣(河出文庫)」だろう。 (元々はハードカバー版。「平将門は神になれたか(ペヨトル工房)」)…

金縛り ▲

▲良いと評価する 昨今の怪談事情から言って、金縛りネタと言うのは中々難しいものだ。 正直「目が覚めたのに身体が動かせない」「周りに怖いものが見えた」「その最中に幽体離脱をした」などというパターンの話は、すでに実話怪談ファンからも飽きられている…

金縛り ▼

▼今ひとつと評価する 昨今の怪談事情から言って、金縛りネタと言うのは中々難しいものだ。 正直「目が覚めたのに身体が動かせない」「周りに怖いものが見えた」「その最中に幽体離脱をした」などというパターンの話は、すでに実話怪談ファンからも飽きられて…

ないはずの道路 ▼

▼今ひとつと評価する 著者本人の体験。 そして、実在の地名がたっぷり出てくる怪談。 なのだが、面白いかと言われれば、ネタは凡庸。 なので、今ひとつ。 今回の三つの作品を見て思ったのは、 『実在の地名や建物の名前を出しても、意味がない事もある』 と…

旧校舎 ▼

▼今ひとつと評価する 文体が滅茶苦茶で、どーなってんの!?と思わされる作品。 ・そしたら、 ・飛び降りたんだと。 というタイプミス臭いものから、構成の悪さまでずずずいっと。 兎に角、判り辛い。読み辛い。 ネタも凡庸。小学生向けの本のようだ。……とい…

地獄の門 ▼

▼今ひとつと評価する この作品を読んで、まず思ったのが<「帝都首塚奇談」「伝説の神」の人?>ということ。 実在の地名。オカルト知識。文体。 その辺りからなんとなく思っただけだが。 ということは、その二作品と同じような不満足な部分がある、というこ…