ダム湖 ▼

▼今ひとつと評価する この話、なんか聞いた事があるような……と言う程度の怪異。 文章は判りやすいが、ネタの選定で失敗かな、と。 実話怪談はネタが重要。 簡潔な文章で、他のネタを書いたものが読んでみたいですね。

生霊 ▼

▼今ひとつと評価する これまでの生霊怪談の範疇を出ないものですね。

あの日 ▲

▲良いと評価する 戦争と怪談、というモチーフは悲しみに溢れています。 そして「記念撮影中に起こったフラッシュバック」を写真で再度見る、というのも中々面白い体験談です。 「理由もなく、泣く」ネタは他でもあったなぁとか思いましたが。 が、なんか読ん…

渓流 ▲

▲良いと評価する 良い、と評価をしていますが、限りなく甘い採点かもしれません。 起きた怪異は中々面白いと思うんですが……初っ端からオチが予想できる点が気になりますねぇ。 「夏場にスーツ→不思議」「心霊写真と言うアイテムの出現」 体験者は怖がってい…

サイトの方のこと。

更新は一時ストップします。 このBlogと掲示板も書き込みが出来なくなっております。 講評も続けるか判りませんねぇ(一応今日の分まではやっております)。 TBとコメントを止めてしまっているので、講評もしない方向かもしれません。 あ、これまでに書かれ…

嫉妬 ▲

▲良いと評価する 簡潔でいいですね。 破裂したお守りの理由が「生まれなかった子」の仕業かもしれない、と。 ここから想像できるのは「生まれなかった子が嫉妬をしてお守り全て壊し、生まれてくる子を呪う」とかですね(苦笑)。 実話怪談の面白い所はこの「…

線香 ▼

▼今ひとつと評価する 長い、かな、と。 ・スタッフの彼氏が葬式に行った日に線香の臭いがした(当てたわけじゃない) ・線香の臭いがした四日後に、お得意さんが亡くなっていた なので、線香の匂いに敏感になった。 「臭いがすると人が死んでいるかもしれな…

N ▼

▼今ひとつと評価する あー、やっちゃいけない「連作」ものですね。 郵送組みでしょうか? まさに「どっから読まれるか判らない」という部分で大きく損をしております。 一話にまとめるべきだったのではないかなぁ。 この話から推測すると「お化け屋敷連作」…

電話 ▲

▲良いと評価する これは中々不思議で面白いですねぇ。 どかん!と大きなネタではないですが、プチ怪談としては良作だと思います。 ただ、少しプチ過ぎるかな、とも思いますが。

一晩経って。

冷静に考えると、何故あんなつまらない振りに脊髄反射したのか。 もっと大人にならなくては……と反省。 これは「納得しろ」とかそういう話ではなく、単純な話なんですよね。 『それぞれの立場から生じる認識の違いが顕在化しただけ』という。 実話怪談は文芸…

怖い話の話 ▼

▼今ひとつと評価する 語り口調怪談再び。これでかなり損をしている気がしないでもない。 これまた、起きた事はプチ。 そして、原因となったであろうその本は「新耳袋」だ(笑)。 この話が「新耳袋」に書いてあったら「ははぁ、新耳を読んだら怪異が起こるん…

砂 ▼

▼今ひとつと評価する ああ、肩凝った(笑)。批評家ぶって講評する(自慢話のね)と疲れるねぇ。 一読者として「面白い理由と詰まらない理由」を書くのがいいね。 ということで「砂」です。 「霊感のある」という人が絡む場合、それを客観的に書かないと単な…

自慢話 ▲

▲良いと評価する 実話怪談としての条件をクリアしている良作。 ・起きた怪奇現象の質 ・それを伝える為の文章の質 ・(怪異が起こる/起こった後に至る)プロセスの面白さ 実に「超」怖い話(平山夢明氏系)風の実話怪談である。 言葉選びのセンスや話の持っ…

東雅夫氏、吼える!

という仰々しいタイトルですが、ノリで書いただけです。とりあえず、幻妖ブックブログから引用。 ネットの怪談系サイトの一部などには、文芸とか文学という言葉に対して妙な拒絶反応を示し、いわゆる「実話怪談」は文芸にあらずという珍説を唱える向きがある…

北鎌倉駅 ▼

▼今ひとつと評価する 文章は「語り系」。結構普通に読める。 のだけど、ネタと語り口調が互いに殺しあって、面白くない。 (あと、噂として聞いたことは不要だろう) トンネルのことだけを数行で書いてしまったほうが効果的かもしれない。 「こういう話は本…

横断者 ▼

▼今ひとつと評価する これは「押しボタン信号設置場所(いつも青がデフォルト)を通り過ぎようとするたびに、赤に変わる。押しボタンを押した人は見えないのに。やつは見えない横断者だ。ゥー、イエィ。あ、けど、毎回100パーセントじゃないっすよ」という怪…

できごと ▼

▼今ひとつと評価する この「できごと」という作品は(ある意味)凄い! と思ったくらい、「なんだこりゃ」な一品。 文章表現の実験する前に、まず「実話怪談として楽しめるもの」を提供する事が大前提ではないか、と思うのだけど。……実験じゃなく素かもしれ…

船霊 ▼

▼今ひとつと評価する えー、「海難事故にあった父親の遺体が見つからず、仕方なくそのまま葬式→化けて出た。 んで、別の漁船の船底の方から引っ掻く音が。その行方不明の父親の仕業だろう」 と言う話(ですよね?)。 話は、んー、ぎりぎり……いや、あまり面…

神社にいるのは? ▼

▼今ひとつと評価する 誰か、心当たりはありませんかねェ。 えー、ありません(笑)。 この話、起きた現象にも書き方にも面白みがありません。 兎に角、この程度だと「イマイチ」です。←−−評価に近いですねぇ。 お参りに行くつもりで、好奇心半分で 狛犬が落…

なんだよ、あれ? ▼

▼今ひとつと評価する 評価は今ひとつにしているけど、実はかなり悩んだ。 ……と昨日と同じ書き出し。 前半部分の文章が余りにクドイこと。 後半起きる事は結構面白いのだが……。 「見た人たちを外から見ている」という話であり、中々不思議な事が起こっている…

コンテンツ表示のこと。

メニューをもっとわかりやすく汁! と、文句を言っておく。 了解です(笑)。 といっても、全部を見直すには時間がかかるでしょうから……。 とりあえず「超」怖い話関連の所のTOPだけ変更。 少しは見易くなったでしょうか? http://www5f.biglobe.ne.jp/~choc…

あの宿 ▲

▲良いと評価する オーソドックスに「怖い話」(この際、誤字は置いておく)。 これまでの超-1に足りなかった系統の話、だろうか? 全体の三分の二程度を費やして書かれた「現象」は、実に怖い。 挟み撃ち、逃げ場のなさ、原因不明、追い込まれる。 この辺り…

墜落 ▼

▼今ひとつと評価する 告示した怪談が「続「超」怖い話(「超」怖い話2)」にある。 <落ちていく女> と言う話がそれに該当する。 加藤一氏が担当されていた話だ。 (おまけに、自殺をした人が何度も自殺シーンを再生する、と言う話は<落ちていく女>以降も…

開かずの間 ▼

▼今ひとつと評価する 評価は今ひとつにしているけど、実はかなり悩んだ。 起きている事は、結構怖い。 夜、学校の中。 それも「開かずの間」と言われているドアの向こう。 蠢く無数の腕。 それが近付いてくる。 ……恐ろしい。 んだけど、イマイチ怖さが迫って…

金縛れ ▲

▲良いと評価する 一応、良い、と評価はする(笑)。ここ最近あった「金縛りタイトル被り」問題。 某スレでも話題になっていた。 要するに「まんまな話で、まんまなタイトルで被っちゃった」という事。 この分で行くと、更に増えちゃうんじゃないか、という懸…

二泊三日 ▼

▼今ひとつと評価する うわー、つまらーん。 「見る人」が旅行に行って再びおかしなものを見る、と言う話。 テレビが勝手についたり、ドアノブのところに人の顔が出たり。 「ほうほう」と思ったが、それで終わってしまった。 あと、なんか読み辛いのと分かり…

納札所 ▼

▼今ひとつと評価する シチュエーション描写が親切すぎてホラー小説風。 褒め言葉じゃないけど。起こった事は ・トイレの前で二回フラッシュの様なものを見た ・拝殿を撮った写真に銀色の人魂が写っていた 以上(フラッシュと人魂が同じと言うのが判らないの…

祟られる話 ▼

▼今ひとつと評価する ここで語られている「K・T氏」は小池壮彦氏のこと。 氏の初期単行本(「心霊ウワサの現場(長崎出版)」など)で語られている「ミサエさんの話」のことがベースになっている。 確かに、小池氏の話でいくと「この話をすると、何かある…

鈍感 ▼

▼今ひとつと評価する 笑わせたいのだろう。 心霊落語として仕上げたいのも判る。 だけど、ネタが凡庸すぎた。 怪異に至るまでのシチュエーションを楽しませる、という風に著者は思ったのかもしれない。だが、全てが今ひとつだ。 文章は上手いと思うのだけど…

ラブホテル ▼

▼今ひとつと評価する 全体の雰囲気は「小池壮彦氏」風。 特に出だしなんてそれっぽい。 別にそれが悪いわけではないが、正直「へえ」で終わってしまった。 「体育坐りの男がガラス製(アクリルじゃないんだ)の柱の中にいる」という恐怖体験であるのだが、そ…