納札所 ▼

▼今ひとつと評価する
シチュエーション描写が親切すぎてホラー小説風。
褒め言葉じゃないけど。

起こった事は
・トイレの前で二回フラッシュの様なものを見た
・拝殿を撮った写真に銀色の人魂が写っていた
以上(フラッシュと人魂が同じと言うのが判らないのは私に読解力がないから?)。

さて、評価は「今ひとつ」。
確かに雰囲気は不気味だと思う。
「神社」で「人形」で「意味不明の新聞包み」。
ナイスシチュエーション。
しかし、起こった事の内容がイマイチ。
あれだけの読者を煽っておいて、これかよ、と。
正直、肩透かし……だろう。


「だったら、創作でもいいからオチを付けろって言うのか!?」
と言われそうだが、それは違う。
必要なのは「体験談の取捨選択」なのだ。
自らの体験なのか、それとも人から聞いた話を一人称で書いたのかは判らない。
だが、この程度の話では「怖さ」も「面白さ」も感じない。
擦れた(笑)怪談ジャンキーにはぬるいのだ。