2006-03-08 嫉妬 ▲ 講評 ▲良いと評価する 簡潔でいいですね。 破裂したお守りの理由が「生まれなかった子」の仕業かもしれない、と。 ここから想像できるのは「生まれなかった子が嫉妬をしてお守り全て壊し、生まれてくる子を呪う」とかですね(苦笑)。 実話怪談の面白い所はこの「深読み」できるところもあるでしょう。 はっきりと書かずに、読者に判断を委ねる。 そこから色々な推測や憶測が湧き出してきて、話題が一人歩きをする。 まさに、その「不定形な不安感」が狙うことができたら……。 こういう方向性もありではないか、と思います。