やはり。

世にも奇妙な物語は観ませんでした。
多分、このまま消してしまう事でしょう。
……つか、観るものが多いので、手が回らないわけです。こんちくしょう。


話変わって。
月刊ムーに、これまで世に出ていないオゴポゴの写真が公開されました。
オゴポゴの右後方から撮影されたと言われる写真で、モノクロですが実に迫力満点。
良く見ると、鯨などの仲間に見えます。
約10年前に撮影されて、漸く公開、ということですが……。


オゴポゴって言うのは、俗に言うUMA(未確認生物)で、カナダのオカナガン湖に生息していると言われる水生生物です。体長9〜20メートル、二つに分かれた三日月形の尾から、鯨の祖先「ゼウクロドン」ではないかと言われています。ゼウクロドンは首を曲げる事ができる鯨を想像していただけると、分かりやすいのではないでしょうか?
ちなみに、ゼウクロドン説のある水生UMAはトルコの「ジャノ」も有名です。
こちらはネット上に動画もあります。


で、ここで重要なのは、これまで公開されていた「オゴポゴ」の特徴です。
・胴体は細長い
・小型の頭部である
・頭部には角がある
・長い首
・胴体に瘤がある
……なんですが、今回公開された写真を見ると、殆どが当てはまらないのです。
上記の特徴だと、大海蛇とかネッシーの様な形状でしょう。
ゼウクロドン(というか鯨の祖先)を思わせる事は出来ない、と思うのです。
そして、今現在公開されていたオゴポゴの写真と今回の写真を見比べても、同じ生物には見えません。不思議な事です。


考えられるのは、
・以前公開されていた写真が捏造で今回の写真が本物である。
・以前公開されていた写真が、たまたま怪物に見えた写真(魚群など)で今回とは無関係。
・今回の写真が捏造で、以前の写真が本物。
・今回の写真が本物で、以前の写真は政府の情報操作(笑)。
・オゴポゴと呼ばれる生物は複数で、鯨タイプと蛇タイプなどオカナガン湖に同時に生息。
・全てが捏造である。オゴポゴなんか、居ない。
と、いったところでしょうか?


どっちにしろ、こういう写真が本物ならもっと大騒ぎになっているはずですけど、ね。


ちなみに、これを公開したのは飛鳥昭雄氏と三神たける氏。
河童=グレイや、様々な超常現象の書籍を発表されています。
そういえば、飛鳥氏は「サイエンス・エンターティナー」を名乗っています。
……どう判断するかは、個人の自由です。
でも、こういう事を考えるのは面白いですねー。いるといいなぁ、オゴポゴ。
あ、ちなみに妖怪はいます。ええ。いますともさ。