妖弄記紹介文修正。

『妖弄記』紹介文を修正。
理由:きちんと再読したから。

■妖弄記



ずっと思っていたのだけど、この妖弄記は一筋縄でいかない本だ。
色々なところで、色々な評価を見るけど、一定なのは『よい本』だという一点。
それぞれの『妖弄記評』があるのが面白い。


そういえば、この妖弄記の紹介文の為に色々妖怪関係資料を読み漁ったけど、
結局使わなかったなぁ。
柳田國男は言うに及ばず、松谷みよ子氏や知切光歳氏天狗の研究とか。
山口敏太郎氏の編んだ書籍の『妖怪草子』とか。
↑この妖怪草子、同人っぽい造りで内容も同人ぽかった(笑)。
そりゃあ楽しいさね、こういう本を作るのは。
『好きなんだねぇ、京極夏彦』とか『好きなんだねぇ、水木しげる』みたいな。
薄いというか元ネタの出所が分かるというか。『怪』とかね。
民俗学見地に立て、ということではなく、仕入れた知識をきちんと噛み砕いて提供
しないと うわなにqあwせdrftgyふじこlp


結局『妖弄記』は『妖弄記』でしかない、と。
別に妖怪ものってカテゴリしなくてもいいんじゃないかなぁと思った次第。
要するに『加藤一の本』という単純なことかもしれない。『平山夢明の本』みたいな。