日本のこわくない夜。

TBSにて放映された「日本のこわい夜」。
いやー、なんていうか。
『騙すんなら、もっと上手く騙せ』と。


最初からフィクションとして観ていたけれど、あれは酷い。
説得力を増す為の努力を放棄しているとしか思えない。
NASAって……。ロゴパターンが。
アンガールズ→映画に写りこんだ霊
この時点で萎えました。ええ。


ドキュメンタリータッチでフィクションをやるのはいい手法。
(ブレアウィッチとかね。あ、ノロイは宣伝で失敗こいたから不可)
けれど、全てにおいて詰が甘い。


・お笑い芸人を使わない
・生放送風味を出すくらいなら、本当にやれ
・説得力を増すためのアイテムをきちんと揃える
・コメント一つから吟味すべき
・霊能者に頼らない
・怪現象の効果をもっと研究すべき
・最後まで騙しきってから「フィクション」とばらす


文句はまだまだあるけれどねぇ。
こういうのイギリスが上手いんだよなぁ。>四月馬鹿とか。
流石、モンティ・パイソンの国。


どうせなら、稲川淳二氏の「あの大ネタ」を完全再現したドラマを
作ればいいのに。2時間密度の濃いホラードラマに仕上がるはず。


狙いは良かったけど、外してしまった、という結果でございました。
来年は頑張ってね>スタッフ。