今年もお世話になりました。

2005年も暮れて行きます。
こんな時間に更新しているせいで、すでに大晦日です。
おおつごもりです。傘地蔵は、まだ来ていません。
干し柿を食べて山越えをしていたら、身体が冷えて死にそうになりました。
通りがかった隣のお爺さんがしおひきしゃけを食べさせてくれたので、今こうしてキーを叩いております。……って、判る人が何人いるネタなんだよ!?


2005年も「超」怖い話を始めとして、実話怪談系が大変面白かったですね。
平山氏の映画や小説などのソロ活動も、加藤氏の厭怪談(2005年実話厭怪談MVP)とか妖怪談とか落語とか。いやー、もう凄かった。
新耳は最終夜でちょい寂しく、怪談専門誌「幽」はちゃんと継続しており、嬉しい。
それに新しい怪談ムーブメントが起きるきっかけになる出来事も多かったですね。
ビーケーワン怪談大賞。
「幽」怪談文芸賞
このような「怪談を書きたい」人たちの発表の場が用意されるという事はよいことだと思います。できれば「実話怪談を書きたい人」の為の発表の場が欲しいところですが(笑)。


あと、ちょっとした問題(笑)もありましたが、ああいう事が起こったからこそ「実話怪談」を真面目に見つめなおすきっかけになったのかな?と思います。
沢山の方々がいろいろな事を考えられたことでしょう。


私にとって実話怪談は「娯楽&なんでもあり」です。
けど、その「なんでもあり」は無秩序なものではないんですけどねー。
おっと、堅い話になってきました。もう少し硬い話をしましょう。
来年、実話怪談書籍が何の問題もなく発表され続ける……と楽観的なことはいえません。
やはり、2006年は淘汰の年になる可能性もあります。
「実績を積み上げた老舗」達はきちんと安定して活躍していくことでしょう。
新耳袋の続編は出るか出ないか判りませんが、あのコンビは何かやってくれるはずです。
そして、「超」怖い話は2006年前半からすでに予定が詰まっています。
よほどのことがない限り、大丈夫ではないでしょうか?


それとは別に実話怪談界に「新しい才能の登場」と「去っていくものたち」が出てくるかもしれません。これは単なる予想ですが、「幽」怪談文芸賞ビーケーワン大賞の存在を考えると、あながち間違いではないかもしれませんよー。
これらから「新しい才能」が出てもおかしくないでしょうし。
新しい何かが始まるかもしれない2006年。
期待をして、迎えましょう。
まずは、「「超」怖い話Η(イータ)」ですねー。


2005年もサイト・Blogを閲覧してくださった皆様にお礼を申し上げます。
また、来年も宜しくお願い致します。


2005年 12月31日 okt



追記:よーするに、「超」怖い話平山夢明氏・加藤一氏は今年も最高!
来年も期待してます。つことで、どっすか?