Batton

世の中、ネットでバトンが流行っているらしい。
だったら、やってみようじゃあーりませんか。
んで、怪談バトンを作ってみた。
ので、答えてみた。<自分で。
申しわけございませんが、敬称略でございます。

「Kwaidan Batton」
●最初に買った怪談書籍は?
 「実写!日本の恐怖百名所」 中岡俊哉 二見書房
 記憶にあるのはこれかな?当時は怖かったんだよー。
 今読むと味わい深いね。


●最近買った怪談書籍は?
 「実録怪談集 鳥肌口碑」
 宝島社文庫の方。「ドラッグとしての読書」がいいですよ。


●心に残る怪談書籍は?
 「新「超」怖い話6」
 もうこれは、最初に読んだ時に衝撃を受けました。
 最初から最後まで(解説まで)完璧な実話怪談の一冊です。


●最高に怖いと思う怪談ベスト5は?
 (順不同で)
 1:「山の牧場」 新耳袋第四夜 木原浩勝:中山市朗
   不条理系物件では白眉かと。


 2:「生き人形」 ライブビデオ「生き人形」など 稲川淳二
   活字も漫画もライブも怖かった話。


 3:「山の上のホテル」 幽霊物件案内2 小池壮彦
   ヤバイ匂いがぷんぷんするホテル怪談。


 4:「三角屋敷」 文藝百物語・怪談徒然草等 霜島ケイ加門七海
   二つの視点で語られる怪異。厭ーな気分になれる。


 5:「魂が宿った人形」 心に残った幽霊供養 高田寅彦
   実はかなり悩んでしまった。「大阪、一心寺にて」なども秀逸。


 ※「超」怖い話からは今回なし。だって、それだけになりそうだし。

 
●好きな怪談作家を3人(理由付きで)
 1:平山夢明
   理由は要らないほど大好きです。


 2:加藤一
   理由は要らないほど(以下略)。


 3:小池壮彦
   ハードボイルド怪談の雄でしょう。


 ※というか、樋口明雄氏も入れたかったけど、今は怪談から足を洗っているし、
  加門氏や高田氏もいるし、他にも…と悩んだ末のこれ。

   
●好きな怪談書籍を5冊(理由付きで)
 1:新「超」怖い話
   ケイブンシャ時代の最怖怪談本。これを読まずして死ねない逸品。
   まえがきから解説まで隙がない、このクオリティ。
   未だに読み返すことが多い。

   
 2:「超」怖い話Ε
   竹書房版(現在の)最新作。実は不思議話が沢山入っていて良い。
   Δもそうだったけど、Εのバランスも好きなのだ。
   まえがき・あとがきも最高。
   

 3:「弩」怖い話2Home Sweet Home
 好きというか、これは外しちゃいけない一冊。
    だけど人に薦めるのに躊躇する一冊でもある。
現代最高の祟り・因縁譚としてお勧め。


 4:妖弄記
    通常の怪談書籍で書かれない様な事象をこれでもか、と詰め込んだ不思議怪談集。
    怖さよりも不思議さに重点を置いた編集にノックアウトされた。
    何度も読み返して、何度もほんわか出来る怪談というのは、あまりないと思う。


 5:心に残る幽霊供養
   「超」怖い話を除いて、ここ最近で最高に心に残った怪談集。
    宗教臭いものかと思って読んだら、とんでもなく怖いエピソードばかり。
    続編を望む一冊。


ほとんど「超」怖い話関係じゃないか!どーいうことだ!自分?
っていうかー、難しい。好きな怪談書籍も著者もいるから悩む(「超」怖い話関係は別格ね・笑)。
おまけにメジャーどころが多いです。
やり直そうかなぁ…<ぼそ。


さて、このバトン、密かに回しております。
どこまで繋がるか分かりませんが、楽しみであります。