2006-02-23 神馬 講評 ▲良いと評価する みっちり行が埋まっている&独特の文章で少々読み辛い作品。 ネタとしては「極初期「超」怖い話」もしくは「新耳袋」的な話だろう。 強烈さはないが、地味な面白さはある、かもしれない。 が、この作品の最大の敵は「読み辛さ」ではないか、と思う。 読者置いてけぼりの表現で展開する「霊祓い」話は、読んでいて数回「?」がついた。蛇足的だが「彦山(英彦山)の山頂でトランス状態の男女が霊祓いをしている」 のを見た他の登山客っていうのは一人もいなかったんだろうか(笑)?