2006-02-25 泥に塗れて 講評 ▲良いと評価する 正体不明の「何か」の目撃譚。 読者はその正体が何なのか色々考えて楽しめるだろう。 実話怪談の面白い所である。 読みやすさもまあまあ、といったところか。 少しくどい表現が合ったりしたので、そこは直すべき。 以下は一部を書き直したもの。比較をしてみて欲しい。 右手の田んぼの中から子どもが駆け出してきた。 「成長中の稲を掻き分けて突然出てきたから、けっこう驚きました」 その子どもは、頭のてっぺんからつま先まで泥で真っ黒に汚れていたという。