ゲマインシャフト

…とまぁ、タイトルに意味はないのでございます。
「心狸学・社怪学」を読んだもので(笑)。
ゲゼルシャフト*1ゲマインシャフト*2社会学用語ですね。


分かりやすいように解説してあるところから引用すると…。
ゲマインシャフト=家族や近隣の村落などのように、自然発生的に形成され、成員が直接に面識があり、生活のほとんどの面で密接に関わり合いを持っている集団。
ゲゼルシャフト=企業や学校などのように、成員が間接的にしか関わり合いを持たず、利害計算に基づく契約関係などで動かされる集団を指す。
(引用元:社会学用語の基礎知識)


現在の家族の関係が<ゲゼルシャフト>化している問題があるとかないとか。
人間関係の希薄さ…ってやつですかねぇ。家族でさえも<利害関係>で成立していると言われるのですから。確かに、と頷いてしまいますが、悲しいことです。
この辺りが現代の怪談の発生に関係している気がする気もします。
彼岸都市などから顕著になった<人間の関係性>から出てきた怪談など、ですね。
一怪談ファンからすると、この辺りが興味深いわけです。


とまあ、堅い話は置いておいて。
「コメント部分が消えていて、なんかクリックできねぇぞ!ヲイ!」
明日になったら直っているかしらん?

*1:ゲマインシャフトの対極。利益社会・集列態と訳される。個体性が根本をなし,第2次的な合成により共同性が付加されているような社会関係をいう。

*2:ゲゼルシャフトの対極。共同社会・共同態と訳される。共同性が根本をなし個体性を包み込んでいるような社会関係のこと。