心だけは鍛えておかないと…自分に負けちゃうじゃない。

(んかかか、んかかかかかか、んかかか、んかかかかかか:SE)
鍛えて鬼になって人助けをする不思議な人、ヒビキさん。そして、イブキさんやトドロキさん。
僕、安達明日夢の毎日はそんな人たちとであった事で変わってきた気がします。
でも、三十之巻で、プロデューサーも脚本も変わり、僕は。


『んだん!ちゃ〜ん。ちゃーちゃらららら〜ら〜ら〜(以下略):OP』


仮面ライダー響鬼、問題の三十話でのショック。それでも見続けると決めたのですが、やはり三十一話も違和感バリバリでございました。
声を大にして言いたいのは、『響鬼はこんな話ではない』ということ。
二十九話で一区切りを迎えてから、今度は明日夢君の成長が具体的に見えてくる(猛士に加入?)のだろう。だったらそれは凄く楽しみなことだし、これからも期待して見続けられるだろう、と安心しきっていました。
ところが、急に「響鬼」は響鬼ではなくなりました。
安っぽいというか、違和感が激しいというか。小さい事をあげれば沢山あるのですが、まずは「スタッフ変更による改悪」と「新キャラクター投入による改悪」でしょう。


といっていても、仕方がないので三十一話の良い部分をあげてみましょう。
明日夢君の行動に積極性が出た
明日夢君とお母さんのドラマが多くあった
・音楽はやっぱいいねぇ
以上!


では悪い部分はと言うと、
これまでのフォーマットを無視(OPや提供のバックなど含む)
・全体に言える事だが、脚本のせいなのか台詞回しや細かい部分の整合性がおろそか
・「スピーディーな展開」ではなく「いい加減な展開」になっている部分がある
・ヒビキさんはああいうキャラではないと思う
明日夢君の積極性が、薄っぺらい
・お母さんとのシーン、台詞に違和感
・イブキさんの扱いが間違っている
・新キャラ(キリヤ)の必要性は皆無。あと演技力が……
二十九話まで積み重ねてきた「ヒビキさんと明日夢君」の繋がりや物語が、ないがしろになっている

とまあ、色々あるのです。
おもちゃを売るための戦略で、新兵器や戦闘シーンを増やす事に依存はありません。仕方ないですから。
けれど、肝心なドラマ部分が駄目なのはまずいと思うのですが。
新スタッフが頑張っていらっしゃるのも判ります。けれど……。
仮面ライダー響鬼」は傑作になる可能性があるドラマです。
これからが正念場でしょう。しかし響鬼威吹鬼轟鬼にも改変が!?
(以下、続く…かもしれません)


『ま〜る〜で〜、とおめいにぃ、なったあ〜(以下略):ED』