ヘタレと呼ばれても、かまわない。

本日(というか、昨日か)、友人と会食。
会食後に少し話し込む。


「な、今度絶対ヤバイ心霊スポットにいこうぜ」と友人。
「絶対やだ。ヤバイ目には遭いたくない」と私。
友人が意外そうな顔をしてこう言った。
「超」怖い話好きなら、怖い体験もしないと」


正直に言います。
怖い体験なんか絶対したくありません。


友人理論だと「怖い話好き=怖い体験に遭いたいのだ」ということになる。
言っておくが、私はヘタレである。幽霊とか怖い目とかに実際出遭うのは嫌いなのだ。
「超」怖い話を読んでいるのは単純に面白いからであって、そう言う目に遭った瞬間から二度と読めない…と思っているくらいである(人から怪談を聞いたりするのは大丈夫)。
怖い体験をした方の体験談を書籍で読む行為は、いってみれば「自宅で事故現場の映像を見ている」のと変わらない。すなわち「対岸の火事」なのだ。
自分に火の粉が降りかからないからこそ、見ていられるんである。
それをわざわざ自分から体験しようなんて行くのは、無理。


心霊スポットを真面目に回られている方々がいる。
素直に凄いな、と思う。
けど、自分としてはパス…だろうな。
だって、面白半分で行って怪我とか悪い事が起こるのは厭だし。
幽霊や怪異も怖いけど、リアルで起こるトラブルも怖いしなぁ。
不法侵入や、スポットの中での怪我・トラブルは全て自分の責任。
それと周囲への迷惑もあるし。
面白半分で行って、痛い目にあった人たちがいる事も知っている。
だからこそ、簡単に考えて「心霊スポットへ行く」ことは避けたい。


……やはり、ヘタレ?