怪を訊く日々にて。

福澤徹三氏の実話怪談集「怪を訊く日々」はメディアファクトリー版&幻冬舎文庫版をもっております。いいっすよね、これ。
んで、「二、怪の棲む場所」の「スタジオ」という話。実に面白い話だなぁと思って読んでおりました。が、気になる点が。


ギターパートの話。

「〜バッティングが」(幻冬舎文庫版はP35:14行目)

これ、もしかしたら「バッキング」ではないでしょうか。
ギター用語で「バッキング」なら判ります(バッキング=伴奏…というか、この場合はバッキングトラックの事でしょう)。
そういえば過去にギター雑誌で「バッ王」と書いて「バッキング」と読ませる企画もありました。


んで、何故これが気になったか。
メディアファクトリー版から直ってないのですよ。これ。
最初の版を所有しており、この部分が気になっててですね(笑)。
文庫化されたときに読んだら「バッティング」のままだったもんで……。


は!
もしかしたら「バッティング」も正しいのか!?
どうなんでしょうか。自分も自信がなくなってきました。